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生のヒントと転機の8章
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■エゴグラム

エゴグラム(egogram)とは
自我(ego) を
描いたもの(gram)。


人の「自我構造」の
何が高くて何が低いか(自我状態)を
棒グラフで目に見えるように表したもの
 エリックバーン自我構造を円で分かりやすく表しました。(大きく分けると「親心」「大人心」「子供心」の3区分)
 弟子のデュセイは、自我状態を自分で把握できるように工夫しました。50くらいの質問に「はい」「いいえ」で答え、それを点数化してグラフに表すことによって、目で見て分かるようにしたのです。それが、棒グラフのようなエゴグラムです。

<エゴグラムの例>
 上図はいわゆる「釣鐘型」で、アメリカ人が理想としている型と言われているものです。
 冷静な大人心(A:Adult)と自由な子供(FC:Free Child)が高いので、独創的なアイディアを現実化していける可能性があります。
 保護的な親(NP:Nurturing Parent)と抑制的な子供(AC:Adapted Child)も低くありませんので、周囲とも協調してやっていけるでしょう。
 ただ、批判的な親(CP:Critical Parent)が低すぎると、独善で突っ走ってしまうかも。

■エゴグラムを見るときのポイント
1.現時点の傾向として見よ

 現時点の自分の傾向を示しているに過ぎません。人は変わります。
 例えば、努力を押し付ける父親に育てられて「努力せよ」というドライバー(命令)が常に心のうちにある時、CPが強く出るかもしれません。しかし、そのドライバーに気がついて、「努力しなくてもいいんだよ」と自分をパーミット(許す)した時、CPの強さに変化が出るでしょう。


2.理想形はない

 例では、分かりやすく釣鐘型を挙げましたが、理想の型などと言うものはありません。
 それぞれの自我状態に良い面と悪い面があるからです。
 CPは、倫理的で善悪をわきまえる面と威圧的で偏見を持つ面とを併せ持っています。
 NPは思いやりがある一方で、過保護・過干渉という側面もあります。
 長短裏表ということです。長短裏表ですから、短所を矯めようとすると長所も縮んでしまいます。
 その個性の良い側面を出すようにすれば良いわけです。

 人は夫々が違うから、チームワークというこの世で最高の喜びを手にすることができるのです。


3.伸ばしたい部分に注目せよ

 例えば、批判的なCPが長く突き出ているとします。
 ここを短くしたいと努力するのはストレスがたまるばかりです。CPは、例えば文化や伝統を守る側面で発揮するように気持ちだけ切り替えて、後はほうっておきましょう。
 一方、思いやりを持つNPが低かったとします。
 私の場合がそうでした。NPがCPよりも低かったのですが、聴く訓練(逐語記録)を続けた結果、その相対的位置関係は変化していると思います。基本的な性格は変わっていないと思いますが、以前に比べるとCPが抑えられるようになっている気がします。

 短所に眼を向けるよりも、この部分を伸ばしたい、と伸ばしたい部分に注力する方が効果的です。



【チームワークの例】

 少々、物騒ですが…。米軍の海兵隊は、最小チームを構成する時に、エゴグラムがバラバラの組み合わせにしているようです。それぞれの個性の良い面を出し合ってチームの生産性を高めようとしているのでしょう。いわゆるアメリカン人が理想とする型の人ばかりを集めている分けではないということ。
 つまり、理想の型というのはなく、あるのは個性の違いだけです。

*なお、自我構造やエゴグラム色は「6色ハット」との比較のために、それに合わせたもので、TA理論の中で色分けされているわけではありません。念のため。

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