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生のヒントと転機の8章
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■「やりたくないこと」と「やりたいこと」

 この項は、自分が向かうべき方向を決める上で極めて重要なパートです。
 この「やりたくないこと」と「やりたいこと」の列挙は、私が道を模索していた頃、親身に相談に乗ってもらっていた友人より紹介された「非常識な成功法則」(神田昌典著 フォレスト出版)の中で、第一番目にやることとして書かれていたものです。  とある休日に、一日かけて取り組みました。

 アメリカで、成功した経営者20人を集めて、この「やりたくないこと」と「やりたいこと」を書かせました。
 すると1年後、そのうち9割の人が自分のやりたい道に転進。 書くことによって、自分は会社経営をやりたいのではないことに気がついた人がたくさんいたわけです。そして、本当に自分がやりたい事に向けて一歩を踏み出した。…そういう話をどこかで読んだこともあります。

 
自分の人生の時間を何にかけるのか、これは「選択と集中」の課題です。
 なぜこれが重要か?
 それは、時間の経過そのものが人生であり、
 そして、人生は有限であるからです。

「選択と集中のワーク」
最初に 「やりたくないこと」を列挙する 自分が費やさなくてよい時間
しかる後に 「やりたいこと」を挙げる 自分が費やすべき時間


■「選択と集中のワーク」のやり方のポイント
1.マネジメントの基本は「選択と集中」

 会社の経営も、家庭の運営も、自分の舵取りも、夫々問題山積み。どこから手をつけていいのか分からない。どれも重要と、あれもこれも手を出して疲れ果て、『虻蜂取らずのくたびれもうけ』 結局何の前進も見られない…。

 個人も組織も同じく、マネジメントの基本は 「選択と集中」 です。
 「選択と集中」とは、何にエネルギー(時間)をかけ、何にエネルギー(時間)をかけないかを見極めることです。特に、八方ふさがりに思える状況を打開するには、何か一つにエネルギーを集中する必要があります。


2.「選択と集中」を行うには、順番がある

 「選択と集中」を行う上で大事なポイントは、“順番がある”ということです。
 最初に『やりたくないこと』を列挙し、しかる後に『やりたいこと』を列挙する。これが、鉄則です。

 選択とは、自分がやらなくていいことを選択すること。
 集中とは、自分がやりたい事にエネルギー(時間)を注力することです。

 
 「やらされる側の心のコップ」に書きましたように、ネガティブな気持ちを吐き出して始めて別の考えや価値を受け入れる余裕ができます。冷静になるわけです。そのため、嫌なこと、やりたくないことを最初に書き出すことは、心理学的に見ても理に適っています。


3.『やりたくないこと』は思いつくままに列挙し、ぼうっと眺めよ

 「つまらない仕事で時間をつぶしたくない」「妥協して仕事をしても何の結果も生まない」「アリバイ的な会議には参加したくもない」…おやおや、会社の愚痴が並んでいるようですね。
 それでいいんです。

 心に浮かんだことをどんどんどんどん挙げていく。
 少なくとも、50くらいは出てくるでしょう。

 今度は、それをぼうっと眺めるわけです。
 すると、アメリカ人の経営者の方々のように、例えば「あぁ、俺は経営は本当はやりたくないんだなぁ…」という自分の本心が見えてきます。
 自分の本心が嫌がっているのなら、そのことに自分の人生を費やすのは辞めましょう。
 では、何をする? →次へ。


4.『やりたいこと』 は時間条件をつけて考えよ

 やりたいこと…?
 それが見つかれば苦労しないよ。
 そうですねぇ。それを模索し続けながら生きているようなものですから…。
 しかし、コツがあります。

「自分があと半年しか生きられないとしたら」という条件をつけてみて下さい。
 まだ、やり残した事、やってみたいことが出てきませんか。

「金も時間も気にしなくて良いくらいにある」という条件をつけてみて下さい。
 自分がやりたい夢や、なりたいものが、沢山出てきませんか。
 
 “時間”を意識することが大事です。
 なぜなら、時間の経過そのものが人生であり、その時間を何にどう使ったかが、取りも直さずその人の人生の中身になるからです。

 そして、人生は有限だからです。(「死の捉え方」参照)


5.キャリアを自律的に切り開く道 

 キャリアを自律的に切り開いていくためには、偶然を必然化する施策が必要であるということを唱える 「Planned Happenstance」(プランド・ハップンスタンス)という概念があります。詳しくは別記しますが、『やりたくないこと』と『やりたいこと』を把握すれば、“偶然を必然化する施策”を打つことが出来ます。

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