人
生のヒントと転機の8章
   あなたの人生の転機を
ナビゲーションします。
【AllAbout 推薦サイト】
 HOME >転機の8章目次 >Step4 >プランド・ハップンスタンス理論 >>

>3.キャリアを進める
 >事例5:全ての変化はチャンス

■本流から外された場合の考え方

「自分は、本流から外されてしまった」
 都落ちの気分になるのも分かります。

 しかし、このときが実はチャンスなのです。
 何らかの学びのために、そのチャンスが与えられたわけです。

 これまでを振り返って、次に進む上で自分に足りないものを身につけつつ、それまで培ってきた総合力を発揮せよ、ということなのでしょう。
 ここで身につけたもの、またそれによって達成した成果が次の道を切り開くカギになります。

 あなたの前に訪れる何らかの変化は、あなたが成長するための発達課題です。
 あなたがそれを乗り越えるべき時にいるからこそ、今その変化が訪れているわけです。
 そこをどう乗り越えるかによって、あなたの将来が変化します。


■その「場」で学べる事は何かを見つける

 私は、ある事業場に異動した時、独身寮が近くにあることに目をつけました。
 当時、マッキントッシュが欲しいが、まだDOSの時代。同じ職場にマッキントッシュに詳しい人間など皆無です。が、寮にはMacオタクがいました。
 これだ!私は、その地で仕事以外の目標を立てました。パソコンのスキルを身につけること。
 かくして、仕事が終わると足しげくその寮生の元へと通い、見事身につけることになります。
 
 そして、ワード、エクセル、パワーポイント、ファイルメーカーなどのスキルが、その後、会社でのキャリアを大いに押し上げてくれました。


■スキルを身につけるときは、一気にやる

 上記の例もそうですが、スキルを身につけるときは一気にやります。
 そのためには、自腹を切ることです。上記の例では、高い思いをしてMacを買いました。

 カウンセリングを学んだ時は、会社でもプロジェクトが忙しく、ウイークデーが遅い上に土日はカウンセリングの勉強で潰れるという有様で、家族の理解を得るのに大変な思いをしたこともあります。
 が、自分の時間と金を使い、これだけの思いをしてやっているんだという気持ちが馬力となりました。
 忙しい時というのは、他の何をやっていてもやっていなくても忙しいものです。そういうときに、一気にやってしまうのが手です。

 また、カウンセリングで学んだ事を会社や家庭で実践したことにより成果が出ました。それが学びを深め、身につける事を促進させ、また、会社での成果が次のキャリアへと押し上げてくれたわけです。

【ページトップに戻る】