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生のヒントと転機の8章
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5、人生の俯瞰

<転機の8ステップ>を 1.キャリアの棚卸し→2.人生の棚卸し→3.パーソナリティの把握→4.キャリアに対する考え方の啓蒙 と進んできました。

 1〜3までは通常やるところです。 しかし、せっかく自分を把握しても、その自分を今後どう活かすかについての姿勢が間違っていると活かしきれないことになります。そこで、4に時間をかけました。
 工業化社会は、一直線にキャリアを積み上げることが是とされた社会でした。しかし、生物に、生きることに、「直線」はありえません。 そこを無理するから、生きることが窮屈になり、社会がギクシャクするわけです。
 4で言いたかったことは、「頭を柔軟にしようよ」ということです。

 さて、あなたは今、柔軟になり、いろんなやり方、考え方ができそうだな、と心が耕された状態です。

<人生のゴールへ向かう準備>
 今、あなたは、自分の心の中の耕された豊かな大地に立っています。
 次の一歩は、自分が向かうべき人生のゴールに向かって踏み出したいですよね。

 360度地平線が見える中で、あなたはどちらに向かって生きたいのでしょう。

 そこで、遠く眼をこらして、自分のゴールを見定める必要があります。
 そのゴールとは、「自分が死ぬ場面」です。
 そこが、人生の終着点ですから。



 あなたは、今、自分の臨終に立ち会っています。
 どういう場面が見えるでしょうか。

 そして、あなたは、友人代表として、自分に対する弔辞を述べます。
 どういう物語が語られるでしょうか。

 その弔辞の中には、虚飾を取り払ったあなたの本当に望む姿が現れてくると思います。

「死」という厳粛な事実の前で、人は自分を見つめなおします。

 しかし、「生」も「死」も「病院」に隔離されてしまった隔離社会の中で、「生」と「死」に対する実感が奪われ、自分を深く見つめなおすチャンスが奪われました。
 産婆さん制度を復活し、死は畳の上で迎えたいものです。

 最近、「遺書」を書くことが流行っているようです。
 これも、自分を振り返る作業の一つかもしれません。
 自分を見つめなおすチャンスを自ら作ることが必要だと思います。

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