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以下は、学生時代に友人達から『中尾の3次元哲学』(笑) と当時呼ばれていたものです。 |
20代。(第1ステージ) 360度、どの方向へ一歩を踏み出そうが、限りない可能性がそこにはある―そう思っていました。 「人生いたるところ青山あり」 …デラシネ(根無し草)である私は、元々死に場所(青山)は、自分で見つけようと思っていましたから。 |
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ところが、「家庭」と「仕事」を持つ第2ステージに進むと、事情が変わってきます。 現実平面上に、「家庭」と「仕事」というX軸、Y軸がひかれたわけです。 すると、その両方ともをプラスにするには、行動範囲は90度に限られるわけです。 これは、行動の幅が限定されたわけではなく、現実的に生きるためには、それ以外の象限に向かうことはマイナスとなり、人生いいことが無いことを気づかせてくれたわけです。 |
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さて、この90度の範囲の中で、「家庭」軸に偏りすぎるといわゆるマイホームパパ、「仕事」軸に偏りすぎると「会社人間」(過剰適応症候群)となってしまいます。 そのため、現実平面の上で、この2つのバランスをとって生きるだけでも大変なことです。 これが、30代〜40代の働き盛りの正念場でしょうか。 |
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年月が経ち、仕事でも基盤が出来、家庭も成長していきます。 バランスをとりながら試行錯誤したきた中で、自分なりのやりがいや生きがいも芽を出してくるでしょう。 子供達もそろそろ自立心が出てきた。仕事を通じて社会への関わり方も分かってきた。そして、人の中での自分の役割が見え、自分なりの社会貢献の道が見え始めた。 ここが、第3ステージへの移行期です。人生の中天にさしかかる「四十不惑」から5年間くらいでしょうか。 |
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第3ステージ。 さぁ、あなたの生きがいに向かって角度を上げて生きましょう。 それは、これまでの仕事と家庭のバランス上にあるのかもしれませんし、そうではないかもしれません。 ただ、これまで蓄積してきた経験、構築してきたインフラの延長線上にあることは確かでしょう。 自分が格闘してきた過去を信じ、さぁ一歩を踏み出しましょう。 ここからが、人生の本番です! |
XYZの3つの軸が揃って、はじめて私は「3次元」に生きる立体的な人間になれました。それまでは、いわば平面的人間だったわけです。 また、3つの辺が揃うことによって、ようやく私は棺桶を作ることが出来ます。 「家庭、仕事、生きがい」という3辺を持つ棺桶を背負って生きていくことが出来ます。 いわば、悔いなく死ぬための準備が出来たわけです。 |