2、大気循環(廃熱)
大気中に放出された熱(水蒸気)は高層で膨張すると断熱冷却を起こし、熱を放出して氷の粒になり雲となります。大気の高層で放出された熱は、長波長輻射という形で宇宙空間へ排出することにより大気中の温度を保ちます。
このようにして、海洋の熱は大気に受け継がれ、大気の循環を通して宇宙に排出されています。
また、熱を放出して残った水分(氷)は雨となって大地を冷やし、生命を育んで海へと帰っていきます。
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