■地球がエントロピーを低減させる仕組

全ての活動はエントロピー（廃物・廃熱）を増大させます。エントロピーを系外に排出する仕組みが無ければ、いずれ地球はゴミの山に埋もれ、熱がこもって死の星になってしまうわけです。 　しかし、幸いなことに地球は「水の惑星」でした。 　水は、生命が存在する圏内で気体・液体・固体の３相に変化することができる特質を持ちます。この特質が、地球を救っているのです。 　地球は、 廃熱を、水の循環により宇宙へ排出し、 廃物は、バクテリアを通じてリサイクルすることにより、生命の生存環境を維持しています。

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