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温暖化の影響により北極海の氷山が溶け始めると、塩分濃度が薄められ、十分沈降するための重さが得られません。深層流が形成されなくなるわけです。 海の底は淀み、酸素が供給されなくなります。 つまり、ヘドロ化するわけです。 かつても同様なことが地球に起こりました。 その時のヘドロが、今の原油の素です。 一方、冷たい海水が上昇していきませんので、風の(表層流の)弱いところには熱溜まりができます。 エルニーニョの発生は、そういう原因もあるのではないでしょうか(←勝手な筆者の推測です)。 海水温が高ければ、気圧の変化も大きく異常気象を発生させます。 エントロピーの観点から言えば、循環による排熱がうまく行かないため、巨大に溜まった廃熱を巨大な形で排出しようとするわけです。 |