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■ドメスティックバイオレンス紙上再現ドラマ



このケースは、課長昇進後にストレス状態となった夫がだんだん暴力を振るうようになっていった事例です。
@課長に昇進した喜びもつかの間、1ヶ月後に夫は愚痴を言い始めました。
「下からは突き上げられるし、上からは押さえ込まれるし…」


A半年後、泥酔状態で返ってきた夫は「ちょっと飲み過ぎなんじゃやない」という妻の言葉にきれます。
「うるせー! お前はいいよなぁ、家にいるだけで」
そして、妻を叩いた父親を止めようとした娘の髪の毛をつかみながら言います。
「なんだ、この髪の色は! 今すぐ黒くしろ! 言うこときけ!」


B暴力があった翌日、夫は後悔しますが、その内、返ってくるときは必ず泥酔状態になるようになりました。
妻と娘は夫婦の寝室内に逃げ込むようになり、夫はドアの前で怒鳴ります。
「逃げるだぁ?誰のおかげで飯が食えると思ってるんだ! あけろ、ぶっ殺すぞ!」
夫の暴力は、日を追う毎に激しさを増していきました。


C命の危険を感じるようになった妻は、娘とシェルターに逃げ込み、弁護士を頼んで地裁に申し立てて夫の接近を禁止する措置をとりました。
夫は、この事件をきっかけに生活が乱れ、職場を辞めるはめになりました。
妻は、夫がかわいそうな気持ちもありましたが、心の傷を癒すために離婚する決意をします。


以上が、ことの顛末です。
どのように感じられたでしょうか。
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