蛇足ついでにもう一つ。 <エドワード・デボノの「6色ハット」とエリック・バーンの「自我構造」と小林博士のFFS(Five Factors & Stress)理論は似ているなぁ>ということです。 以下の図で説明します。 |
CP(Critical Parent) 批判的、支配的な親 NP(Nurturing Parent) 評価的、保護的な親 A (Adult) 冷静な成人 FC(Free Child) 自由な(自然な)子供 AC(Adapted Child) 抑制的な(適応した)子供 |
A(凝集性) | 批判的、支配的、道徳的、権威的、指導的、排他的 |
B(受容性) | 保護的、養育的、共感的、寛容的、介入的、受容的 |
C(弁別性) | 現実的、理性的、論理的、分析的、判別的、詭弁的 |
D(拡散性) | 奔放的、外向的、積極的、開放的、創造的、楽天的 |
E(保全性) | 協調的、内向的、消極的、順応的、妥協的、従順的 |
FFS理論は、人の個性を上の5つの因子(Five
Factors)の強弱によって把握しようというものです。
その個人の特徴は、その人のストレス状態によって表れ方が異なるという考えから(Stress)の関わりが出てきます。 バーンの自我構造を基にして、自分がどういう傾向が強いのかを知るための道具として、デュセイが「エゴグラム」というものを創案しました。エゴグラムでは、自分の個性の傾向を把握することが目的であるため数値化はしていませんが、FFSでは数値化し、測定します。 |
FP:批判 →黒(批判) →A(凝集性) NP:評価 →黄(評価) →B(受容性) A :冷静 →青(俯瞰) →C(弁別性) FC:自由 →緑(提案) →D(拡散性) AC:抑制 →赤(感情) →E(保全性) |