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4、抵抗勢力を味方にする方法

 相談者は気持ちを受け止めてもらえただけで自分から解放され、さらに気持ちが整理できさえすれば、あとは勝手に自律(自己決断)していく。

 島津は片岡に指図したわけではない。
 彼の話をじっくりと聞き、その歴史の中に埋もれている彼の気持ちを受け止めてあげただけである。しかし、それだけで彼は自らの行動を変えた。
 自律したのである。



 組織も同じだ。
 組織も人の集まりであるかぎり、「組織感情」というものがある。

 あの三者会談で、情報システムセンターの組織感情を受け止めたことにより、情報システムセンターは行動を変え、なすべきことをした。
 そして今、片岡課長が行動を変えた。

 人や組織を変えることができるのは、人間の自己解決能力(=誰でも自律できること)を信じ、 気持ちを受け止めてあげることなのだ、と島津は改めて思った。

*抵抗勢力が味方になる=抵抗勢力の姿勢(行動)が変わる=人の行動が変わる ということです。

 そこで、「人の行動の変容」を扱うカウンセリングの登場です。
 次をご参照下さい。
 「「聴く」ことで、「行動」が変わる」「主体性を引き出す「心のコップ」の考え方



 
では、実際にどのような応答があったのか? 島津はどう行動したのか??
 
それぞれの緊迫の場面を是非読んで味わって身につけてください。

 その行動が、あなたの会社でも きっと
ブレイクスルーのキー行動となるはずです。

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