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7、主体性を引き出す「心のコップ」の考え方

「たとえば、心の中に感情のコップがあるとしよう。
 今、自分がコアメンバーに選ばれたとする。
 その時点で、いろんな感情がどっと湧いてくる。
 これがストレスとなってコップに溜まる」
 言いながら島津は、図のコップの半分くらいまで青のボールペンで塗り潰した。



「そして実際に会議に出るとなかなか進まない。
 それぞれいろんな思いが交錯して日々気が重くなっていくよね」
 島津は話をしながらだんだんと水の量を増やし、ついには溢れんばかりのところまで塗りつぶした。
(略)



「ここまで気持ちが一杯一杯の時に新しいものを注ぎこもうったって入っていかないんだよ」
「つまり、心のコップの中の感情を一端空にしないと、新しいものを受け付けないということですか」

「その通り。しかも、じゃあ勝手にその感情を捨てられるかというと、人間そうはいかない。 中には誰彼かまわずコップの感情を撒き散らす迷惑な人がいるかもしれないけどね。

 普通は、誰かに受け止めてもらわないとその感情を処理できないんだ。



 そして、自分のコップが空になったら初めて、次のものを受け入れる余裕ができる。

 それが意識が変わるメカニズムだ」

*上記が「意識変革のメカニズム」です。
 自覚を押しつける前に、相手の気持ちを汲み取ってあげる必要がありそうです。

島津の使命はコアメンバーの気持ちを受け止め、意識を変えることです。
しかし、そのメンバーは各事業場から選抜されていますので、全国に散っています。
上のメカニズムに従えば、全員と面談して歩かなければなりません。
が、そういう時間は与えられていませんし、相手は説得に来たと構えるだけでうまく行かないでしょう。

理屈は分ったが、どう行動すればいいのか分からない!!


 「知識」を学んで覚えるのは、このジレンマです。

 しかし、そこが小説の良いところ。
 知識だけではなく、主人公の行動を通して、どう行動すればよいのかを教えてくれます!!

 そして、
この小説は、実際にあった話を基にしています。

 
さて、一体どうすればこの閉塞状況を打開できるのか?!

 何と! 
これまでに見たことも聞いたこともないやり方をしました!!(^o^/)

 恐らく、現在でもこのような事をやった企業は他にないでしょう。

 その方法とは何か?? 

 詳しくは小説で!!


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