14、意見を言わせるための上司の心得(その2) |
「もう一つは、回答する前にはどう回答するかを考えているでしょう。 考える時にはもう相手の話を十分には聴いていませんよ。 それが相手には分かるんです。 つまり、富樫さんが話すモードになっていてはいけないんですよ」 「それじゃなにも進まないじゃないか」 「なにも回答するなとは言ってません。 相手が話している間に自分の言いたいことを確認するのではなくて、相手が話し終わったら、まず相手の言いたいことを確認してください。 その一ステップを入れるだけで、相手は受け止めてもらえた気持ちになります」 |
*「心を開かせ、やる気にする技法-2」をご参照下さい |